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【事業開発コンサルが解説】競合優位を作るポジショニングマップの描き方

はじめに:なぜ今「ポジショニングマップ」が重要なのか?
事業を成長させるためには、競合との差別化 が欠かせません。
しかし、多くの企業は「自社の強み」を感覚的に語るだけで、実際に市場の中でどの位置にいるのかを明確に示せていません。
そこで役立つのが ポジショニングマップ です。
競合他社と自社を「2つの軸」で可視化することで、市場における立ち位置が一目でわかり、競合優位性を作るための戦略立案が容易になります。
本記事では、ポジショニングマップの描き方をわかりやすく解説し、さらに事業開発コンサルティングの観点から、実際に企業がどのように競合優位を築いていくべきかを考えていきます。最後には、SPAXIEのコンサルティングサービスの魅力についてもご紹介します。
ポジショニングマップとは?
定義
ポジショニングマップとは、市場における製品・サービスの位置を「縦軸」「横軸」の2つの観点で整理し、競合との違いを可視化した図です。
例:
- 縦軸:「価格(高い/安い)」
- 横軸:「品質(高い/低い)」
このように整理することで、競合が集中しているゾーンや、未開拓のポジションを発見できます。
ポジショニングマップを描くステップ
① マーケット定義
まず、自社が属する市場を明確に定義します。
例:作業現場向けインソール市場、BtoB SaaS市場、EC支援サービス市場など。
市場定義が曖昧なままでは、意味のあるマップは描けません。
② 競合の洗い出し
直接競合(同じ製品・サービスを提供する会社)だけでなく、間接競合(代替手段となる会社・サービス)も含めて洗い出します。
例:
- 直競合:自動おしぼり機レンタルサービスを展開する企業
- 間接競合:布おしぼりのレンタル会社、ビニールおしぼりメーカー
③ 軸の設定
マップの縦軸・横軸を何にするかが最も重要です。
選ぶポイントは「顧客が選定基準とするもの」。
例:
- BtoCなら「価格 × デザイン性」「利便性 × ブランド力」
- BtoBなら「コスト削減効果 × 業務効率」「導入しやすさ × サポート体制」
④ プロットする
競合他社と自社をマップ上に配置します。
同じゾーンに競合が多ければ「レッドオーシャン」、競合が少なければ「ブルーオーシャン」と判断できます。
⑤ 戦略立案
ポジショニングマップを描いたら、それを基に次の戦略を考えます。
- 未開拓ゾーンを狙う
- 自社の強みをさらに強化する
- 顧客が求める新しい価値を創造する
実例:ポジショニングマップの活用例
例1:インソール市場
- 縦軸:価格(安い〜高い)
- 横軸:効果(一般的〜疲労軽減・姿勢改善)
結果:低価格で機能が弱い商品が多い中で、SPLCのように姿勢改善までをサポートする高機能インソール は差別化が可能。
例2:EC支援サービス市場
- 縦軸:手数料率(低い〜高い)
- 横軸:支援内容(物流のみ〜販売戦略まで)
結果:単なる物流代行は競合が多いが、販売戦略までサポートするECコンサル型サービス はポジションが空いている。
ポジショニングマップを描くメリットと落とし穴
メリット
- 競合との差別化が視覚的に理解できる
- 社内共有・意思決定がスムーズ
- 新しい事業機会の発見につながる
落とし穴
- 軸の選び方を間違えると意味がない
- 顧客の価値基準を無視すると机上の空論になる
- 静的な分析になりがちで、市場変化を反映できない
事業開発コンサルティングでの活用
ポジショニングマップは「描くこと自体」ではなく、「どう活用するか」が重要です。
ここで求められるのが 事業開発コンサルティング です。
- 市場データの収集と解釈
→ 独自の調査・顧客インタビューを通じて、正しい軸設定を行う。 - 競合分析の実務
→ 机上でなく、実際の商談・展示会・営業現場から得たリアル情報を反映。 - 戦略への落とし込み
→ ただの分析資料で終わらせず、具体的な販売チャネル・価格設定・商品企画に結びつける。
SPAXIEの事業開発コンサルティングの強み
株式会社SPAXIEは、実際に自社でも複数の新規事業を立ち上げ、OEM事業・EC事業・BtoBサービスを展開 している実務家コンサルです。
そのため、机上の理論にとどまらず、以下の強みを持っています。
- 実証済みのフレームワーク活用
→ TAM/SAM/SOM算定、ポジショニングマップ作成などを実案件で実践。 - 現場感覚に基づいた提案
→ 製造・物流・教育・ウェルネスなど幅広い業界での実績。 - 実行まで伴走するコンサル
→ 分析に終わらず、営業資料作成、展示会対応、EC立ち上げまで支援。
まとめ:ポジショニングマップは“競合優位を見つけるレンズ”
- ポジショニングマップは競合との差別化を明確にする有効なツール。
- しかし「軸の選定」と「戦略への落とし込み」がなければ意味がない。
- 事業開発コンサルティングを通じて、分析から実行まで一貫した支援を受けることで、初めて競合優位が形になる。
SPAXIEは、企業の新規事業立ち上げや既存事業の拡大において、「分析」から「実行」までを伴走する事業開発パートナー です。
競合優位を築きたい経営者の方は、ぜひ一度ご相談ください。